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男女共同参画取組・2025日本女性会議 in 橿原にて

【分科会内容】

■講演
日本国の始まり その時代を生きた女性たち
1,300年前の日本を生きた女性の実像を、歴史的研究、文学的研究から紐とき、現代女性との対比により、ジェンダー問題の社会的背景を考えます。

1.講演
万葉集にみる古代の女性

奈良大学文学部国文学科准教授 鈴木 喬

「元始、女性は太陽であった」(平塚らいてう)。文字通り、神話の世界では、女神・アマテラスは太陽神であり、世界における秩序の中心で描かれます。人間の世になると、男が女の家に通うという、当時の婚姻形態を背景として、『万葉集』をはじめ、古典文学では「待つ女」が一定の型として描かれます。一方で、『万葉集』は、待つ女、耐える女性の歌ばかりではありません。男性と対等に歌を交わし合うのです。そのような「待つ女」ではない、女性の歌を介し、古代の女性について考えてみたいと思います。

2.講演
古代の女帝たちの実像に迫る

奈良大学文学部教授 渡辺 晃宏

日本の歴史では8代10人の女性天皇が知られており、このうち8代6人は、古代の6世紀末から8世紀までに即位した天皇です。推古、皇極(斉明)、持統、元明、元正、孝謙(称徳)の女帝たちです。女帝は中継ぎのための存在とされることも多いですが、本当にそうだったのでしょうか。なぜこの時代に女帝が多いのかを個別に再検討しながら、これら古代の女帝たちの果たした本当の役割について考えていきたいと思います。

【1日目】分科会 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ  15:30~17:30   橿原文化会館 大ホール
分科会6 今を生きるあなたに知ってほしい「リプロダクティブ・ヘルツ/ライツ」

■講演・シンポジウム
今を生きるあなたに知ってほしい「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」
「次の世代をうむこと」について生物学的基盤と最先端医療を知り、現代社会において、「自分らしいライフコースの選択」を学ぶシンポジウムです。女性のライフステージに応じた健康支援の取組や、子どもを持つことに関する最先端医療、そして若い世代への啓発プロジェクトを知り、男女が互いの生物学的な特性を理解し、尊重し合い、それぞれの特性をいかしていける社会づくりについて考えます。

1.開催趣旨と話題提起
「現代女性のリプロダクティブヘルス/ライツ
(女性のライフステージを通じた健康支援の立場から)」

奈良大学 副学長 理事 島本 太香子

本シンポジウムでは、リプロダクティブ・ヘルス/ライツに基づいた、自らのライフコースを選択する視点を、あらゆる世代で共有するためにはどうすればよいか、各分野の最新の取り組みを紹介しながら、皆様とともに考えます。
まず私からは、生涯にわたる女性の健康を支援する「女性専用外来」からみた、時代による健康とリプロの課題の推移、現代女性の各ライフステージにおけるリプロの課題とその対策、について報告します。

2.講演(50分)
「子どもを持つことに関する最先端医療 がん患者の未来をつくる」

高度生殖医療センターセンター長   木村 文則

がん治療の発展により若年がん患者の治癒率は非常に高くなり、多くの人ががんになってもそれを克服することができるようになってきた。その一方で、がん治療の副作用で妊娠する力を消失してしまうことがある。これらの患者を救済し将来妊娠できる可能性を残しておく生殖医療技術が発展してきている。それらを提供するとともに、がん治療前、治療後の患者の気持ちに寄り添い、十分な話し合いにより患者の心をサポートして子どもを持つことを共に考えて行く必要がある。

3.地域活動報告(25分)
「若い世代への取組みHapppyプロジェクト」

(株)タカギ 代表取締役社長  髙木 麻衣

地域で子どもへ月経を正しく伝える取組みを紹介する。

4.ディスカッション(20分)
いかにリプロダクティブ ヘルス/ライツを伝えていくか(産官学連携)」

《コーディネーター》 島本 太香子《パネリスト》木村 文則/髙木 麻衣

国家形成に重要な役割を果たした、持統女帝の愛と葛藤の生涯を万葉歌と共に
まほろば円舞会ダンス部が構成演出します。

基調報告 10:20~10:50

内閣府男女共同参画局による男女共同参画に関する最新情報の報告

未来にも輝けるスポーツライフを目指して
〜心身の健康とそのケア〜

スポーツ界に根深く残るジェンダーの課題(男女比の不均衡、ハラスメント、男性中心の考え方など)を背景に、女子アスリートが抱える身体的・精神的な負担と将来的なスポーツライフや日常生活での健康への影響を取り上げ、心身のケアの重要性を訴えるシンポジウムです。
元トップアスリートが現役時代に直面した心身の健康にかかわる課題などの経験談や大学生現役アスリートとの意見交換を通して、女性アスリートが抱えやすい心身の問題に対する周囲の理解と適切な対応の必要性を訴え、また若い世代に対して目先の記録だけでなく「未来の健康」を最重要視するメッセージを伝えます。

メインパネリスト
元プロマラソン選手
有森 裕子

コーディネーター
天理大学 体育学部 教授
田里 千代

パネリスト
天理大学生女性アスリート
人間学部人間関係学科 前田 ひなた(創作ダンス部)
体育学部体育学科 有川 舞(剣道部)

<感想・コメント>
有森裕子さんと言えば、1966年 アトランタではなった言葉が印象的ですよね。
「自分で自分を褒めたいと思います」初めて、結果でなく競技に臨むプロセスで、自分がやりたかったことを評価したいという思いを込められてむ、自己肯定感を育む言葉が広く知られていますが、その想いの強さが、本当に伝わってきた内容でした。女性アスリートが抱える心身の問題など、周囲の理解と適切な必要性をわかりやすくお話しされました。
                                         松尾

ポジティブ脳で幸せに過ごすために

自分らしく生きていくためのアン ミカ流ポジティブ脳のはぐくみ方を伝授します。

<アン ミカ プロフィール>
1993年パリコレ初参加後、モデル業以外でも、MBS【サタデープラス】、NHKラジオ【アンミカ Teen-ager俱楽部】 などでMCを多数務め、テレビ、ラジオ、歌手、ドラマ・映画、舞台で俳優活動、CM出演など幅広く活躍。2012年ユニバーサルからCMカバーアルバム【Bitter sweet memories】を発売。2013年には伝統あるグレンミラーオーケストラに参加し東京・名古屋公演で歌声を披露。2023年【シンデレラストーリー】にて、魔法使い役でミュージカル初出演。
「野菜ソムリエ」「漢方養生指導士」「日本化粧品検定1級」など20以上の資格を活かし、化粧品、洋服、ジュエリーなどをプロデュース。【通販の女王】の異名を持つ。
ポジティブな生き方が共感を呼び【ポジティブカレンダー】【ポジティブ手帳】など、15冊以上の著書を発売。
韓国観光名誉広報大使、初代大阪観光大使、2025年関西大阪万博ヘルスパビリオンアンバサダーなど数々のアンバサダーを務め、過去には阪南大学の特任教授も務める。
数々の人気ランキングで上位を占め、多くの世代から支持を得ている。

<感想・コメント>「姿勢」「笑顔」「聴き上手」心地よい美人になる
彼女の半生をの聞いていると、女性のもつ強さを感じました。今の彼女のポジションは、簡単に作られたものではなく、持続する底力のようなものを感じました。
特に、彼女の「ポジティブ脳をつくる7カ条」ですが、
①幸せは自分の心から決めることを知る
②迷ったときは、ザワザワするほうを選ぶ
③良い言葉を使おう 相手が喜ぶことを言おう
④自分に起こる出来事を信頼する何でも面白がる練習を
⑤人は思い通りにならないことを知る 決めつけ、頑な心は捨てる
⑥いったん思いを巡らせる 多角的な視野を持つ
⑦感謝 思いやりに気づく心を
「思いをめぐらせる」とは、怒りをまともに受けない、その場から離れることも大事、柔らかい頭になる
私も「卵になるよりは桃であること」と話しをするが、同じである。
母からの教えである「7つの光の木」これまた、うなづけるのです。    
                                   松尾


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